サングラスは「おしゃれ」だけじゃない!
こんにちは!
浜松市と磐田市のメガネの専門店天竜堂です。
今回は国家資格である「一級眼鏡作製技能士」の齋田がおしゃれ以外で大活躍のサングラスについて解説します。
サングラスは「おしゃれ」だけじゃない。最近は日差しが強い日に身につけるサングラスを掛けている方が増えたように思われます。
多くの方は「ファッションアイテム」としてのイメージを持たれているかもしれません。
しかし本来のサングラスの役割は、目を外的刺激から守る保護道具です。
紫外線、飛来物、乾燥、眩しさ…。私たちの目は日々、多くのダメージにさらされています。
サングラスはそれらのリスクから目を守る「シールド」として、非常に重要な役割を担っています。
1. 紫外線(UV)からの保護
目に見えない紫外線は、肌だけでなく眼にも大きな影響を与えます。
UV-Bは角膜炎や白内障、UV-Aは網膜にまで到達して加齢黄斑変性の原因にも。
サングラスのUVカット機能(UV400対応レンズなど)は、これらのリスクを軽減。
さらに偏光レンズを使えば、水面や路面からの反射光もカットできます。天竜堂のレンズは全てUVカットしています。

2. スポーツ・作業時の衝撃からの保護
野球やテニス、サイクリングなどでは、ボールや風圧、砂埃などが目に直撃することがあります。
また、作業現場では金属片や木くずなどが飛ぶ危険も。
このような衝撃には、ポリカーボネート素材などの耐衝撃レンズと、顔にフィットし包み込むようなデザインのフレームが有効です。天竜堂では耐衝撃レンズとしてICRXのNXTレンズがございます。

3. 眩しさ・反射光からの保護
日中や夜間のドライブや、海・雪山での活動では、「光の強さ」そのものが目の負担に。
色付きレンズ(グレー・ブラウンなど)で光量を抑えたいり、偏光レンズで反射光をカットすることで、眼精疲労を軽減し、安全な視界を確保します。店頭で見え方を確認いただけます。

4. 風・埃・花粉からの保護
バイクや自転車に乗るとき、風によって目が乾いたり、異物が入ったりすることがあります。
また、花粉の季節には目のかゆみや炎症の原因にも。
このような場面では、目の周囲を覆う形状のサングラスや花粉専用サングラスが効果的です。磐田店ではスポーツ用サングラスなどのハイカーブサングラスが揃っています。

5. 医療的ケアとしての使用(術後・病中)
白内障手術後などは、光に対して過敏になるケースもあります。
このようなときは、特定波長の光を遮る医療用サングラスが処方されることもあります。
また、慢性の眼疾患を抱える方の視生活サポートとしても有効です。遮光レンズや白内障術後の保護メガネのご相談も承っております。
まとめ
サングラスは、ファッション性だけでなく、命に関わる「視力」や「眼の健康」を守る重要な道具です。
使うシーンや目的に合わせて最適なタイプを選び、正しく活用することで、あなたの目をしっかり守るパートナーになります。
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眼鏡作製技能士とは?

眼鏡作製技能士は、お客様一人ひとりの見え方やライフスタイルに合わせた最適なメガネを作るための国家資格です。視力測定はもちろん、レンズ選び、フレーム調整、フィッティングまで、メガネの作製に関する全ての工程を熟知しています。
国が認めた、メガネお仕立てのプロフェッショナル
眼鏡作製技能士は「メガネお仕立て」の国家検定資格です。世界の40か国以上の国々では、メガネのお仕立てに資格制度が導入されています。ところがこれまで日本では、資格が無くても誰でもメガネのお仕立てができる状況でした。ついに日本でも「生活者の眼の健康のため」に難関試験を突破したメガネお仕立てのプロフェッショナルが誕生いたしました。
日本初のメガネ仕立て専門資格
眼鏡作製技能士は厳しい国家検定を通過した日本初「メガネお仕立て」の資格です。眼鏡作製技能士は、職業能力開発促進法 第47条 第1項の規定に基づき、技能検定職種のひとつとして、令和3年8月13日に(公社)日本眼鏡技術者協会に厚生労働大臣から認可された国家検定資格です。
YS